自転車ダイエットで有酸素運動

自転車でダイエットできるのか

自転車でダイエットができるのでしょうか。運動の必要さは理解していても、仕事の疲労や多忙なために体を動かす時間や体力が確保できないという人は少なくありません。毎日の適度な運動は、生活習慣病の予防にもなりますし、ダイエットにも効果的です。

何とかして毎日運動をしようという気持ちは大事ですが、面倒で過酷な運動を毎日続けようとしてはモチベーションが続かず、遠からず挫折してしまうというパターンに陥りがちです。

ダイエットに失敗した人でも、日常生活に上手く取り入れることができる自転車ダイエットなら成功するかもしれません。普段、車に乗って買い物や用事を済ませていることを、自転車に乗って済ませることに変えてみるのです。毎日の運動に自転車を取り入れれば、食べたい物を我慢し続けなくても適度な運動によって体重を減らすことができるというわけです。体に適度な負荷のかかる運動をするには、自転車は最適です。しかもわざわざエアロバイクを使う必要はなく、誰でも持っているごく一般的な自転車でいいのも嬉しいところです。

自転車にある程度長い時間乗っていると、かなりのエネルギーを消費します。走れば平坦な道だけでなく坂道やでこぼこ道もありますし、ペダルをこぐスピードを上げることで一層カロリーを消費することができるでしょう。自転車に乗るというダイエット動作を、日常生活に取り入れることで、基礎代謝量がとても高い体を作っていくことが可能なのです。

習慣的に運動をすることで筋肉もよくつき、ボディバランスもよりよいものになります。運動をおろそかにした食事制限やサプリメントに頼り切りのダイエットでは、脂肪が燃えにくくエネルギーを溜め込みやすい体になりがちですので、食事をきちんと食べながら自転車ダイエットをしましょう。

自転車ダイエットの効果

自転車を使ってダイエット運動するとその効果はどのくらいなのでしょう。なだらかな走りやすい道路を、1時間かけて15q自転車で移動したとするとかかる消費カロリー量は約180kcalで、おにぎり約1個分に相当します。坂道のあるコースなら、それ以上にカロリーを使います。この数字は時速15qで移動した場合ですが、もし時速20qにアップさせたなら消費カロリー量も増加し、約300kcal/hのエネルギーを使うことになります。頑張ってこげばこぐほどエネルギーも消費しますので、さらにがんばって時速30qで1時間走行すれば800kcalものエネルギーを使うことができます。たとえ時速30kmが難しくても、20kmくらいならチャレンジできるのではないでしょうか。

辛い運動をすることが自転車ダイエット運動の目的ではありません。慣れてきたら少しずつ運動量を増やしていきながら、走行距離や時間を自分のやりやすいようペースに調整し、続けられるようなプランにしましょう。