体脂肪 減量と予防

体脂肪計で毎日の体脂肪管理

メタボ(メタボリックシンドローム)が話題になり運動不足やダイエットに関心のある肥満を気にする人たちに体脂肪計は人気が あります。手軽に適正な体脂肪率を毎日知ることで日々の健康管理に役だちます。自分の体の脂肪を知ることは健康管理に大切で すので体脂肪の減量と予防をするために体脂肪計を常備しておきましょう。

体脂肪は本当に悪いの?

ところでよく勘違いされている方がいますが、ダイエットをただの減量と思っている方が多いようです。ダイエットは単に体重を 減らすということではありません。ダイエットは体脂肪を減らすことなんです。

ただ、体脂肪が悪というかというとそうともいえません。体脂肪が多い=病気、不健康などのイメージをどうしてももちやすいの は仕方ありませんが、じつは適度な脂肪はからだの機能を維持するために欠かせないものなんです。食べ物を採り入れて分解され た栄養は人間のからだを維持するエネルギーとなりますが、このエネルギーは一日ももちません。そこでこのエネルギーに代わる 栄養が脂肪なんです。脂肪は蓄えることができるエネルギーの貯蔵庫として人間が生きていくための生命の維持には欠かせません 。例えるなら熊が冬になる前に栄養をいっぱい採り、冬眠して越冬するのと似ていますね。(人間は冬眠はしませんけど)

熊の話が出たので脂肪の関係をもうひとつ。脂肪は気温の変化から体温を守ってくれます。適度な脂肪は体温を保ちエネルギーの 消費を抑えてくれます。

このように体脂肪だけを悪と理解するのではなく、適度なバランスで上手に付き合っていくことが望ましいということです。

体脂肪の増加による問題と体脂肪の減量と予防

体脂肪が増えることによる肥満が生活習慣病を引き起こす可能性があります。糖尿病や高血圧、高脂血漿などの生活習慣病になら ないよう体脂肪の管理をきちんとするようにしましょう。毎日のチェックで体重や体脂肪を常に把握して体脂肪が増えたりしたと きに自分が採った食品や食べ方、食べる量を思い返してみましょう。そして忘れてはならないのが日々の行動です。どんなに食生 活を抑えてもタバコやアルコール、運動不足などの不摂生をしていたのでは体脂肪を減量させることや病気の予防になりません。

体脂肪を減量(減らす)ことは増やすことは簡単でも減らすことは容易ではありません。しっかり体脂肪を適正値に減量させるに はきちんと目標をもって日々の食生活や生活習慣を意識しながら取り組んでみましょう。

 

食べるときの注意点

食事の総エネルギー摂取量のカロリーを控えめにして、コレステロールや飽和脂肪酸を控えめに、塩分も控えめに、食事に積極的に食物繊維の食品を多く採るようにしましょう。

 

食べ方の注意点

早食いをしないでよく噛んで食べるようにしましょう。寝る前4時間までに食事は済ませ、夜食は食べないようにしましょう。

 

生活の中での運動

通勤途中ではひとつ前の駅で降りて早歩きをしてみるといいでしょう。

有酸素運動と無酸素運動をバランスよく適度に行うことが望ましいです。