デイトレード
デイトレードは株や商品先物取引をやったことがある方はよく知っている方法でしょう。デイトレードは文字通り一日のうちにエントリーと決済が終了する方法です。FXでのデイトレードは為替差益狙いでレバレッジを高めに設定して取引するのが普通です。このデイトレードでよく使うレバレッジは５０倍以上になります。デイトレードは短期決戦ですのでエントリーと決済を素早く行う必要があります。為替の動きを瞬時に判断するためにチャートをつねに見ていられる状態でなければなりません。
さらにFXの投資方法でも短期なものがスキャルピングといいます。スキャルピングは値動きを短時間で判断して利益を確保する方法なのでチャートを分析する判断力とつねに動きを見て行動する集中力が要求されます。
スイングトレード
デイトレードが一日のうちにエントリーから決済までを完了させる手法でしたが、数日間かけて取引を完了させる短期売買の手法がシステムトレードです。デイトレードで要求されるようなチャートをつねに見ているようなことはしなくてもできる手法です。デイトレードのように専属で値動きのチェックをできないが、短期で利益確定したいという人が行っています。ただし、値動きがあったときにチェックしていないと大きな損失を出すこともあります。このリスクを補うために逆指値※でロスカットしていくことがポイントです。スイングトレードは大きいトレンドに乗り、大きく稼ぐことです。ただし、あまり欲張らずにこまめな利益確定を心がけるほうが結果的にいい勝率を出せます。
※逆指値とは通常の指値注文の逆で現在よりも指定したレートより高いレートになれば買い、安いレートになれば売る手法です。
システムトレード
例として１円円高になるごとに買いを入れて、買ったものが１円円安になったらかならず売るというルールを守ることで為替相場を見続けることなく機械的なエントリーだけで相場が上下に動きさえすれば利益を確保できます。高度な知識や経験がなくても機械的に買って売ってを繰り返すことで利益を得られることが利点です。
システムトレードで注意しなければいけないのは長期間にわたって円高が続くとちょっと下がっては買いを繰り返すことになり含み損が増えてしまうことや大きな動きに対してはエントリーしにくいことが難点です。
このようなデメリットはありますが、それでもシステムトレードのメリットはしっかりと見極めさえすれば大変魅力がある手法ですのでレバレッジ管理をしっかりすることで安定した稼ぎが期待できます。
中・長期投資
中・長期投資は１ヶ月〜数年という期間ポジションを持ち続ける手法です。毎日の値動きに敏感に反応しないでエントリーしたら保有しておきます。中･長期では為替変動による差益を狙うこととスワップ金利を確保することが狙いとなります。ただしレバレッジは低く抑えることがコツです。デイトレードやスイングトレードが日々の値動きを分析、判断するのに対して経済金融事情などもっと大きなトレンドを見て判断することが肝心です。
