出産祝いの金額とマナー

出産祝いのマナー 贈るタイミング

自分の年齢が上がるたびに付き合いが広がり、周囲にも結婚、出産などのおめでたいことが増えてきます。もちろん自分にもおめ でたいことがあるでしょうけど忘れては後で困るのが誰からどんなものをどのくらいの金額でお祝いをいただいたかを覚えておく ことです。数年経ってから贈ってくれた人におめでたいことがあるとそのときに相手からもらったものやおおまかな金額をすっか り忘れてしまっていては本当に困ることになります。

そうならないためにもノートなどにきちんと残しておくといいでしょう。

 

では出産祝いを贈るタイミングですが、母子ともに以上がなければ一週間ほどで退院しますがそれから落ち着くころ、だいたい出 産後1ヶ月前後くらいがいいでしょう。おめでたいことだからといって早くお祝いを渡したい気持ちはあるでしょうけど、身内な どよほど親しい間柄か相手から呼ばれたのでなければ奥さんが退院してからのほうが相手に気遣いなどの負担をかけずにすみます 。

そこでどうしても早く喜ぶ気持ちを伝えたいならメールやカードで先に気持ちを伝えて後で改めて伺うと伝えればいいと思います 。

出産祝いのマナー 贈って喜ばれる出産祝い

多くの人が出産祝いとしてギフトなどの品物をまず考えると思います。しかし人によって好みはまちまちですからかならずしも良 かれと思って贈っても贈られたほうも困惑することもあるでしょう。もちろん気持ちはありがたいと思ってもらえるでしょうけど 、どうせなら喜ばれるものを贈りたいですよね。

本当なら相手に好きなものを選んでもらって贈るのがいいのでしょうけど、よほどの親しい間柄でもない限りは本人に直接聞くと いうのも難しいことです。

そこで間違いがないのはギフト券です。ギフト券なら相手が必要なときに必要なものを買うことができます。というのも出産する と親戚や友人から出産祝いが贈られるのですが、どうしてもベビー用品やベビー服など一般的に考えがちなものをもらうと同じよ うなものばかりになってしまいます。それならば生まれたばかりの赤ちゃんのものでなくても時期をおいてある程度成長してから のものを好きなときに好きなものを買ってもらえたほうが喜ばれると思います。ギフト券を送る際、「赤ちゃんがよろこぶものを 買ってあげてください。」などとカードを一緒に添えてあげることで無機質で味気ないギフト券もこころがこもった感じになると 思いますのでちょっとした気遣いですがやってみると相手の方がもつ印象がかなりよくなりますからぜひやってみてください。また、ギフト券ではなく図書券もいいでしょう。赤ちゃんのために本を買ってあげてくださいという意味合いも伝わりますので図書券も喜ばれますね。

出産祝いの金額

お祝い事ということであまり金額にこだわる必要はありませんが、かといって出産祝いの常識的な範囲からはずれてしまうのも祝い事のマナーとしては避けたいですので出産祝いの金額の相場というものを参考までに紹介します。

出産祝いというのはその相手との関係や住む地域でも変わってきます。まずは目上の人や親戚など周囲で経験豊富な人に聞いてみると参考になります。一般的に出産祝いの金額の相場としては5千〜1万円ほどが無難でしょう。兄弟や親戚など身内関係に贈るのであれば1万円、友人や会社の同僚ならば5千円くらいが金額の相場です。もし同じように出産祝いを贈る方がいれば申し合わせて金額をそろえるというのもいいと思います。あとは年配者の方に聞いてみるなどして柔軟に対処すれば出産祝いのマナーとして金額が大きく外れることがないと思います。