雇用保険

不景気の昨今、失業者もかなりの数にのぼるようです。

さて、こういった失業者に支払われる保険で雇用保険がありますが、雇用保険は失業保険とも呼ばれる保険で、働く人がその職を失ったときに一定の手続きを踏んで申請すれば、雇用保険に加入していた場合失業給付金という補償金受け取れるのが雇用保険であり失業保険と呼ばれる保険です。

ただ、無条件に失業給付金を受け取れるものではありません。これにはいくつかの条件があり、雇用保険から失業給付金を受け取るには、『職に就ける健康状態，十分な素質

があり職を探しているが職にまだ就けていないものに限る』という条件があります。

つまり雇用保険から失業給付金を受け取るにはその前提としてきちんと職を探しているという意思があり、その証明書が必ず必要になります。職を探しているという証明書を職業安定所などの窓口で一定期間に求職しているという手続きを行ったうえではじめて雇用保険による失業給付金を受け取ることができます。

気をつけなければならないのは、雇用保険によっては失業給付金が支払われる額と降りるまでの期間は職を辞める、または会社都合で辞めさせられるといった理由によって変わってきます。

雇用保険の掛け金、つまり保険料ですが、雇用保険の保険料は雇用主（会社側）と労働者（労働従事者）の双方が合わせて負担することになります。

この雇用保険の保険料は、雇用保険三事業（雇用安定事業・能力開発事業・雇用福祉事業）という、働く地域や社会全体のための活動や事業者への助成金等にも充てられるということが雇用保険の特徴になります。