ホワイトニング剤の安全性と知覚過敏

ホワイトニング剤の安全性と知覚過敏

歯のホワイトニングは歯を白くさせることはわかりましたが、では実際に歯のホワイトニングをしたら歯そのものやからだに悪い影響はないのかが気になるところです。

歯のホワイトニングについて歯科医師は問題もなく安全と答えてくれました。

 

ホワイトニングをする薬液のベースになっている基剤は過酸化水素で、アメリカの厚生労働省にあたるHHSに属する食品に関する一機関であるアメリカ食品医薬品局(FDA)が成分の安全性を保障しています。

また、ホワイトニング剤も一部を除いてADA(米国歯科医師会)によって安全性が認められています。

 

現在、日本に於いても大学の歯学部や歯科大学の研究室ではホワイトニング剤の研究が進められていて、歯のホワイトニングやホワイトニング剤についても多くの論文が出されています。

こういった点から見てもホワイトニングとホワイトニング剤の安全性が認められているといってもいいでしょう。

 

ただ、安全性が認められているホワイトニングですが、知覚過敏を感じるといった報告もあります。これは一時的なものでホワイトニングをやめると治まります。

どうしてもホワイトニングは続けたいが知覚過敏でなかなか継続することが困難な場合には知覚過敏用の薬やジェルを感部に塗布するなどの対処もあるのでお医者さんに相談してみてください。

 

またアメリカの最新式のものであれば、知覚過敏抑制剤が入っているものもあります。日本では未認可ですが、

直接輸入して使用している歯科医院もありますので、ご確認いただくと良いと思われます。

 

日本ではまだ導入されていませんが、医療先進国アメリカでは知覚過敏抑制剤が入ったホワイトニング剤がいち早く使われていて最新の歯のホワイトニングを受けられます。

日本に正式に認可されるまではまだ先ですが、個人輸入で導入している歯科医もいますのであらかじめ調べていくといいでしょう。

ホワイトニングとは審美歯科の分野では歯を白くする意味で用いられる用語です。
広い意味での歯のホワイトニングは歯のクリーニング(PMTC)から始まり、ブリーチング、マニキュア、ダイレクトボンディング、ラミネートベニヤ、セラミッククラウンまで、全てをホワイトニングということができます。
ホワイトニングの狭義の意味では一般に「ブリーチング(歯牙漂白)」のことをいい、現在歯のホワイトニングという意味はほとんどこのブリーチングのことを指します。
ホワイトニングには
・歯科医院で行う「オフィスホワイトニング」
・自宅で行う「ホームホワイトニング」
・両方の中間の「アシステッドホワイトニング」
・神経を取った歯に対して行う「ウォーキングブリーチ」
などがあります。
通常はオフィスホワイトニングには15〜38%の過酸化水素製剤、ホームホワイトニングには5〜38%の過酸化尿素製剤が使われます。
さらにオフィスホワイトニングでは、この薬剤にハロゲンライト、プラズマアークライト、レーザー、LEDなどを当てて、過酸化水素の分解を促進して効果を早めます。